日本通信SIMは昼に遅い?公開実測データから速度と向く人・向かない人を検証

※本記事には広告・アフィリエイトリンクを含む場合があります。通信速度に関するデータは2026年9月17日時点で確認した情報です。通信速度は場所・時間帯・端末・電波状況・混雑状況などによって変化します。

「日本通信SIMは安いけど、昼になると遅いって本当?」

20GB・月1,390円という料金を見て日本通信SIMが気になったものの、通信速度が不安で契約を迷っている人も多いのではないでしょうか。

先に結論

結論からいうと、

日本通信SIMは一日中遅いわけではありません。

一方で、平日の昼12時台は、朝や夜と比べて速度が下がりやすい傾向があります。

ただし、

「日本通信SIMの昼は必ず1Mbpsしか出ない」

といった決めつけも正しくありません。

2026年の公開測定を見ると、昼12時台に1Mbps前後まで低下した例もあれば、10Mbps以上出ている平均データや、場所によっては100Mbpsを超えた測定例まであります。

つまり重要なのは、

「日本通信SIMは速いか遅いか」ではなく、自分が使う場所と時間帯で必要なことができるか

です。

この記事では、日本通信SIMの昼の通信速度を実測データから確認し、

YouTube
SNS
Web検索
地図
PayPayなどのQR決済
テザリング

がどの程度使えるのかを整理します。


目次

結論|昼12時台をどれだけ使うかで評価が変わる

先に結論をまとめます。

日本通信SIMが向いているのは、

昼休みにスマホをあまり使わない人

です。

例えば、

職場にWi-Fiがある
昼はLINEや軽いWeb検索程度
動画は自宅Wi-Fiで見る
通信費をできるだけ安くしたい

という人なら、昼の速度低下が大きな弱点にならない可能性があります。

一方、

昼休みにYouTubeを見る
InstagramやTikTokを長時間見る
仕事でスマホを使う
テザリングする
通信の待ち時間にストレスを感じる

という人は慎重に検討してください。

月1,390円という安さと、昼の通信品質のどちらを優先するかが最大の判断ポイントです。


日本通信SIMの時間帯別速度

日本通信SIMの第三者による直近3カ月の全国測定では、時間帯によって速度にかなり差があります。

2026年9月時点の参考値は次の通りです。

時間帯下り速度の参考値
朝約224Mbps
昼12時台約17Mbps
夕方約40Mbps
夜約66Mbps
深夜約165Mbps
出典:みんなのネット回線速度「日本通信SIMの速度測定結果」。直近3カ月の投稿データをもとにした時間帯別平均値を参考にしています。通信速度は利用場所・端末・時間帯・混雑状況などによって変動します。

数字を見ると、昼だけ明らかに低くなっています。

ただし約17Mbpsあれば、速度だけを見れば一般的なスマホ利用には十分な水準です。

では、

「日本通信SIMの昼は問題ない」

と言い切れるのでしょうか。

そう単純ではありません。


全国平均17Mbpsでも「昼は遅い」という口コミがある理由

通信速度の平均値には弱点があります。

例えば10人が測定して、

9人が20Mbps
1人が1Mbps

だったとしても、平均はかなり高くなります。

しかし1Mbpsしか出なかった本人にとっては、

「日本通信SIMは昼に遅い」

という評価になります。

実際、2026年に公開された個人の実測では、昼12時台に、

0.3〜2Mbps程度

という結果も確認されています。

別の測定では、

1.09Mbps

だった例もあります。

一方、東京都で100Mbps以上出た実測例もあります。

つまり日本通信SIMの昼の速度は、

全国どこでも同じではありません。

平均速度を見ることは重要ですが、それだけで自分の環境まで判断することはできません。


速度は半年でも変わる

格安SIMの通信速度で注意したいのが、

現在速い回線が半年後も速いとは限らない

ことです。

例えば2026年に公開された日本通信SIMとIIJmioの比較では、東京都の昼12時台の平均速度が半年で逆転したケースがあります。

利用者数や設備増強などによって、MVNOの通信状況は変化します。

そのため、

「2025年の記事で遅かった」

「去年は○○社の方が速かった」

という情報だけで現在の契約先を決めるのはおすすめしません。

速度記事を見る場合は、

いつ測定されたデータなのか

を必ず確認しましょう。


なぜ日本通信SIMは昼に遅くなりやすい?

日本通信SIMは、ドコモのネットワークを利用するMVNOです。

利用できるエリアはドコモのLTEや5Gエリアですが、

日本通信SIMを契約することと、ドコモを直接契約することは同じではありません。

昼12時〜13時は、

会社員の昼休み
学生の昼休み
SNS
動画
ニュース
スマホ決済

などの利用が同じ時間帯に集中します。

こうした混雑時間帯では、MVNO側の通信が遅くなることがあります。

つまり、

「ドコモの電波が4本立っているのに遅い」

という状態も起こり得ます。

アンテナ表示と通信速度は別問題です。

日本通信SIMに限らず、MVNOが昼に遅くなりやすい仕組みについては、格安SIMが昼に遅くなる理由で詳しく解説しています。


日本通信SIM公式も速度は環境で変わるとしている

日本通信SIMはドコモの5G・LTEネットワークを利用しています。

ただし通信速度については、利用場所・時間・環境によって異なると案内されています。

つまり公式情報から見ても、

「ドコモと同じエリアだからドコモと同じ速度」

とは言えません。

また、日本通信SIMでは動画再生などを常に快適に利用できることを目標としていますが、通信速度を保証するサービスではありません。

格安SIMの通信速度は、基本的にベストエフォートと考える必要があります。


昼1Mbpsなら何ができる?

速度が落ちた場合を具体的に考えてみましょう。

仮に昼の通信速度が、

1Mbps

だった場合です。

LINE

文字メッセージなら大きな問題を感じにくいでしょう。

画像や動画の送受信では多少待つ可能性があります。

Web検索

文字中心のページなら表示できます。

画像が多いWebサイトでは読み込みに時間がかかる場合があります。

X

文字中心の投稿は利用しやすいですが、画像や動画が多いタイムラインでは表示が遅れる可能性があります。

Instagram・TikTok

画像・動画中心なので、1Mbps程度では待ち時間を感じやすくなります。

YouTube

画質を落とせば再生できる可能性があります。

HD画質では厳しくなる場合があります。

地図

地図そのものは使える可能性がありますが、周辺情報や画像の読み込みで遅さを感じることがあります。


2.5MbpsあればYouTube 720pの一つの目安

YouTubeでは、動画再生に必要な推奨速度の目安があります。

画質推奨速度の目安
360p約0.7Mbps
480p約1.1Mbps
720p約2.5Mbps
1080p約5Mbps
4K約20Mbps

例えば日本通信SIMの昼に5Mbps出ていれば、速度だけを見ると1080p動画まで一つの目安になります。

逆に1Mbps程度なら、480p前後まで落とした方が安定しやすくなります。

ただし実際の動画視聴では、

速度の変動
Ping
サーバー側
動画のキャッシュ

なども影響します。

単純に「5Mbps出たから絶対1080pで止まらない」とは限りません。


全国平均17Mbpsなら動画は見られる?

全国平均として出ている昼約17Mbpsという数字だけを見るなら、1080p動画の推奨速度約5Mbpsを十分上回っています。

つまり、

平均値どおりの速度が安定して出る環境なら、YouTubeを見るには十分

と考えられます。

問題は、

その17Mbpsが自分の場所でも出るとは限らないこと

です。

東京でも昼約14Mbpsという平均がありますが、千葉県では約6Mbpsだったデータもあります。

さらに個別測定では1Mbps前後まで低下した例があります。

だからこそ日本通信SIMの速度を見るときは、

全国平均
↓
都道府県
↓
自分の生活圏

という順番で確認した方が実用的です。


SNSは使える?

SNSはサービスによって通信量が大きく違います。

LINE・Xの文字中心

比較的影響を受けにくいでしょう。

Instagram

画像や動画が多いため、速度が1〜2Mbps程度まで落ちると読み込みに待ち時間が出ることがあります。

TikTok・リール・Shorts

動画が連続再生されるため、昼の通信速度が不安定な環境ではストレスを感じる可能性があります。

「SNSが使えるか」

ではなく、

文字中心なのか動画中心なのか

で考えると分かりやすいです。


PayPayなどのQR決済は使える?

昼休みに日本通信SIMを使う人が気になるのが、QRコード決済です。

基本的にQRコード決済は、高画質動画ほど大量の通信量を必要としません。

通信できていれば通常利用できる可能性は高いでしょう。

ただし通信が極端に不安定な場合は、決済画面の表示に時間がかかることがあります。

なおPayPayには、通信できない・不安定な状況でも一定条件下で利用できる「オフライン支払いモード」があります。

ただし、

店舗側がバーコードを読み取る方式
利用回数・金額の上限

など条件があります。

そのため、

「日本通信SIMが遅いとPayPayが絶対使えない」

という説明も正確ではありません。


テザリングは昼には慎重に

Web検索程度なら1〜数Mbpsでも利用できます。

しかしパソコンで、

Zoom
Teams
クラウドストレージ
大容量ファイル
Web会議
OSアップデート

などを行う場合は、通信速度だけでなく安定性も重要です。

仕事で昼休みにテザリングを使う人なら、日本通信SIMの料金の安さより、MNO系サービスの通信品質を優先する価値があります。

特に仕事では、

「つながるかもしれない」

ではなく、

「必要な時間に安定して使えるか」

が重要です。


5Gにすれば昼の速度は解決する?

日本通信SIMでは5Gオプションを無料で利用できます。

ただし、

5Gを有効にすれば昼の速度問題が必ず解決するわけではありません。

5Gオプションを利用しても、通信速度が4G LTEより高速になるとは限りません。

昼の速度低下が混雑によって発生している場合、5G表示になったからといって必ず速くなるわけではありません。

そのため、

「日本通信SIMが遅いから5Gにすれば大丈夫」

と考えるのはおすすめしません。


「昼は遅い」という口コミだけで判断しない

日本通信SIMの口コミを見ると、

「昼は遅い」

という声があります。

これは無視すべき情報ではありません。

一方で、

「昼でも普通に使える」

という利用者もいます。

両方が存在する理由は、

場所
時間
端末
利用目的
通信状況

が違うからです。

例えば同じ2Mbpsでも、

LINEだけ使う人
↓
「特に問題ない」

YouTubeを1080pで見る人
↓
「遅い」

となります。

口コミを見る場合は、

その人が何をして遅いと感じたのか

まで確認することが重要です。


日本通信SIMの昼速度が気にならない人

次のような人なら、日本通信SIMの弱点をあまり感じない可能性があります。

  • 昼休みは職場Wi-Fiを使う
  • 昼はスマホをほとんど使わない
  • LINE・メール程度しか使わない
  • YouTubeは自宅Wi-Fiで見る
  • スマホ料金をできるだけ安くしたい
  • 毎月20GB以内
  • 店舗サポートは不要

このタイプなら、

20GB・月1,390円

という料金メリットが非常に大きくなります。

速度だけでなく料金・通話・初期費用・デメリットまで確認したい方は、日本通信SIMの評判を総合的に検証した記事も参考にしてください。


日本通信SIMの昼速度に注意した方がいい人

昼の速度に注意した方がいい人

反対に、

  • 昼休みに動画を見る
  • TikTok・Instagramを長時間見る
  • スマホを仕事でも使う
  • テザリングする
  • Web会議をする
  • 通信の待ち時間が嫌
  • 多少高くても安定性を優先したい

という人は慎重に検討してください。

この場合は、

ahamo
LINEMO
povo

などのMNO系サービスまで比較する価値があります。


月1,390円の安さと通信品質をどう考える?

ここが日本通信SIMを選ぶ最大のポイントです。

例えばahamoの通常料金が月2,970円、日本通信SIMが月1,390円なら、

差額は、

月1,580円

です。

年間では、

1,580円 × 12カ月 = 18,960円

です。

つまり、

年間約1万9,000円安くなる代わりに、昼12時台の速度低下を許容できるか

という考え方ができます。

昼にほとんど使わない人なら、日本通信SIMの方が合理的でしょう。

反対に毎日昼休みにスマートフォンを使う人なら、年間約1万9,000円を通信品質へ払う価値を感じるかもしれません。

正解は人によって違います。

昼の速度を重視した場合にahamoへ料金差を払う価値があるかは、日本通信SIMとahamoを直接比較した記事で詳しく検証しています。


契約前に自分の地域の速度を確認する方法

日本通信SIMの契約を考えているなら、

全国平均だけではなく、自分の地域の測定データを確認することをおすすめします。

第三者の通信速度測定サイトでは、

都道府県
市区町村
時間帯

などで測定結果を確認できる場合があります。

見るときは、

昼12時〜13時

を重点的に確認します。

さらにSNSや口コミを検索するときは、

「日本通信SIM 鹿児島 昼」

「日本通信SIM ○○市 速度」

など、自分の地域名を組み合わせて探すと参考になります。

ただし口コミ1件だけでは判断せず、複数の情報を見てください。


契約後は自分で昼の速度を測ってみる

すでに日本通信SIMを利用しているなら、自分で測定するのが最も確実です。

おすすめは、

朝7〜9時
昼12〜13時
夕方17〜19時
夜20〜22時

です。

同じ場所で、平日3〜5日程度測定します。

記録するのは、

下り速度
上り速度
Ping
測定時間

だけでなく、

YouTubeは普通に再生できたか
Webページはすぐ開いたか
SNS画像の表示はどうだったか

という実際の体感も残してください。

速度の数字だけより役立つ判断材料になります。


昼が遅かったらすぐ解約する必要はない

日本通信SIMを使ってみて昼が遅かった場合でも、すぐ乗り換える必要があるとは限りません。

例えば、

昼だけ職場Wi-Fiを使う
動画画質を下げる
動画は事前にWi-Fiでダウンロードする
昼に大容量通信をしない

ことで問題を回避できる場合があります。

年間約1万〜2万円の通信費削減と引き換えに、その程度の工夫を許容できるなら、使い続ける価値があります。

一方、毎日のように不便を感じるなら、節約額より快適性を優先して乗り換えた方がよいでしょう。


よくある質問

日本通信SIMは本当に昼に遅い?

朝や夜と比べ、平日の昼12時台に速度が低下する傾向があります。

ただし速度は場所や時間によって大きく変わり、全国平均では10Mbps以上出ている時期もあれば、個別測定では1Mbps前後まで低下した例もあります。

昼でもLINEは使える?

文字メッセージ程度なら、比較的使いやすいでしょう。

画像や動画の送受信では速度が遅いと待ち時間が発生する場合があります。

YouTubeは見られる?

通信速度によります。

YouTubeの推奨速度では480pが約1.1Mbps、720pが約2.5Mbps、1080pが約5Mbpsです。

昼の実測速度と照らし合わせて判断してください。

PayPayは使える?

通常は通信できれば利用できます。

またPayPayには一定条件でオフライン支払いモードもあります。

5Gにすれば速くなる?

必ず速くなるとは限りません。

日本通信SIM公式も、5Gオプションを利用しても4Gより高速になるとは限らないと案内しています。

ahamoの方がいい?

昼休みの通信品質を最優先するなら、ahamoなどMNO系サービスも比較する価値があります。

一方、昼にほとんど使わず料金を重視するなら、日本通信SIMの月1,390円はかなり魅力的です。


まとめ|日本通信SIMは「昼をどう使うか」で評価が変わる

日本通信SIMは、

20GB・月1,390円

という非常に低い料金で利用できます。

一方、平日昼12時台は、朝や夜より通信速度が低下しやすい傾向があります。

ただし、

「昼は必ず使えないほど遅い」

わけではありません。

全国平均では10Mbps以上出ているデータがある一方、場所によって1Mbps前後まで落ちた実測もあります。

つまり重要なのは、

自分の生活圏でどうなのか

です。

昼休みはWi-Fi。

動画は自宅。

外ではLINEやWeb検索程度。

このような使い方なら、日本通信SIMの料金メリットはかなり大きいでしょう。

反対に、

昼休みに動画を見る。

仕事でも使う。

テザリングする。

通信の待ち時間が苦手。

という人なら、多少料金が高くても通信品質を優先したサービスを選ぶ価値があります。

「安いから契約する」

でも、

「昼に遅い口コミがあるからやめる」

でもありません。

年間でいくら節約でき、その代わりにどの程度の通信品質を許容する必要があるのか。

そこまで考えて選ぶのが、日本通信SIMで後悔しにくい判断方法です。

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この記事を書いた人

家族のスマホ代や通信費、サブスクを見直すのが好きな40代会社員。自分でも料金プランを調べたり乗り換えたりしてきた経験をもとに、安さだけでなく、使いやすさや通信品質まで含めて「本当に自分に合うか」を考えて紹介しています。

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